お菓子の食べすぎをやめる実用的な方法

生活の知恵

こんにちは、かぐーです。

今日は、「お菓子を食べすぎてしまうのをやめたい」という方向けのお話になります。

世の中にはおいしいお菓子やジャンクフードがあふれていて、ひとたび「お菓子食べたい」という悪魔のささやきが聞こえれば、いとも簡単にその欲望を満たすことができてしまいます。

世間で一般的によく言われているダイエット法では、なかなか継続できなかったり、結構キツかったりすると思います。そこで、ここではもうちょっと現実的で苦労しない方法をご紹介します。

すでにいろいろな方法を試して挫折してきた方には、参考になるかもしれません。

「健康的な生活=お菓子を我慢する生活」ではない

お菓子をやめるための第一歩は、やめた後の状態が本当に幸せであるということを、しっかり心から信じられることです。

お菓子をやめられない理由の一つには、「健康にはあこがれるけど、お菓子を我慢する生活なんて本当に幸せなのかな?」という疑問があるからではないでしょうか。

お菓子を食べている時って最高に幸せですよね。
「人生の楽しみが無くなってしまうなんて、何のために生きているかわからない」と嘆く気持ちもわかります。

しかし、ここで知っておくべき知見があります。それは、健康な生活を続ければ、お菓子を食べたいという欲望が無くなり、お菓子を食べなくても幸せを感じるように心が変化するということ。

それはもうほとんど生まれ変わるようなものです。よくダイエットに成功した人がこんなことを言うのを聞きます。

「昔の自分が、なんであんなに脂っこいものや甘いものを食べたいと思っていたのかわからない」

これは、健康的な生活をつづけた結果、訪れた心の変化です。お菓子を我慢するのではなく、自然とお菓子を欲さなくなるのです。 では、そのためにどのように生活を変えてゆけばよいのかをお話していきます。

不健康な生活をつづけた人の末路を知る

恐怖で食欲を抑えるのは、1つの効果的な方法です。

まずは、youtubeで「糖尿病」と検索しましょう。そして、面白そうな動画をどんどん見ていきます。糖尿病になるとどんな恐ろしいことが待っているのか…、それを知るだけでお菓子なんか恐ろしくて食べたくなくなります。

体に優しい栄養のある食事がどんなに素晴らしいものか、そして、お菓子やジャンクフードがどんなに邪悪なものなのかをよく知ることが、ダイエット成功への第一歩です。

また、健康志向な本を読んでみるのもおすすめです。

自分のストレスの元凶を考える

我慢するべきなのはわかっているのに、つい甘いお菓子やジャンクフードをつい買って食べてしまう…。そういう時は、別に身体がお菓子を欲しているわけではないかもしれません。

というのも、食欲とはまったく関係のないストレスのせいで、暴飲暴食をしてしまうケースが多々あるからです。つまり、そのストレスを解消すれば、お菓子を食べたい欲求を抑えることができます。

1つ私の実体験があります。

私は冬になると、つい食べ過ぎてしまう傾向がありました。とくに休日は、何か無性に食べたくなることがあります。

そんな私ですが、ある日、部屋に敷いてあるラグを買い換えました。というのも、今まで使っていたものは薄くて冬はとても寒かったので、分厚くて断熱性の高い暖かいラグが欲しかったのです。おかげで冬は快適に過ごすことができるようになりました。

すると、まったく関係がないのですが、自然とお菓子を食べたい欲求が減ったのです。冷静に物事を考えられる機会が増えた気がします。「お菓子食べたい!」と衝動が走っても、「いや、まずはお茶でも飲んで落ち着こう」と行動できるようになったのです。また、健康のために外に出て散歩でもしようという気持ちすら湧いてくることもありました。

今思えば、寒いというストレスによって、暴飲暴食を起こしやすくなってしまっていたのではないでしょうか。阿呆のように思えますが、案外こういうことがあるんだと思います。

しっかり食事を摂っているのに無性にお菓子やジャンクフードを食べたくなる時には、何か別にストレスがあると思われます。スーパーやコンビニに行く前に、まずは自分が何にストレスを感じているのか、そして、そのストレスを解消するにはどうしたらよいのか考えてみるとよいでしょう。

普段の食事を豪華にする

普段から間食が多い場合には、普段の食事をおろそかにしている可能性が考えられます。
なぜなら、お菓子を食べたいという欲求は、栄養不足からくるケースも多いからです。

つまり、きちんと栄養を取っていれば、余計な間食をしたくならないということです。

そこで、普段の食事を今よりも少し豪華にしてみましょう。いきなりハードルを上げ過ぎないように、インスタント味噌汁を追加するとか、ちょっとしたサラダやフルーツを追加するとかでOKです。

いつもよりクオリティの高い食卓にすることで、食事の満足感が上がり、お菓子を食べたくなる確率を下げます。栄養もしっかり取れて一石二鳥です。

信じられないかもしれませんが、インスタント味噌汁1つでも十分効果がありますので、試してみてください。

ゆっくり楽しく食事をする

普段の食事にはどれくらいの時間をかけていますか?

早食いをすると、血糖値の乱高下が起こり、お菓子依存症が進んでしまうという話があります。また、満腹中枢が刺激されるのが食事開始から15分程度経過してからなので、早食いしてしまうと満腹になる前に食べ終えてしまい、食後にお菓子を食べたくなってしまうのです。

とにかく早食いがよくないのは有名な話ですが、つい早食いしてしまうという方に個人的にオススメしたいのが、利き手と逆の手で食べるという方法です。右利きの方は左手で、左利きの方は右手で箸を掴んで食べてみましょう。

最初は苦労しますが、絶対不可能というほどではないのではないでしょうか。数日もチャレンジすれば、少しずつ食べ物を掴めるようになっていきます。難しければ、スプーンやフォークを使ってみてもよいかもしれません。

また、「ながら食べ」はよくないと言いますが、個人的にはそんなに悪くないと思っています。大事なのはよく味わって食べることです。スマホをいじりながらでも、好きな動画を見ながらでもいいので、とにかくゆっくり食事を楽しみましょう。

一口食べたら、箸を置いてよく噛んで味わい飲み込んでから、再び箸を手に取る、という癖をつけるのも効果的です。

食べたくなったら外に出てみる

お菓子を食べたくなったら、財布を持たずに外に出てみるのもいいかもしれません。そして、どうやってこの欲望を抑えるかを、歩きながら考えましょう。

まあ何が言いたいのかというと、散歩をすると食欲が抑えられるということです。運動には食欲を抑える効果があります。

とはいえ、「運動すれば食欲を抑えられる」といっても、気が重くてなかなか実行できないでしょう。だから、「外に出てみる」くらいの感覚でよいのです。

たったこれだけでも、なかなか効果的でして。

歩いていると、自然と食欲がすぅっと引いていく感覚があります。よく「怒りは数秒我慢すれば収まる」といいますが、それに似ています。

ただし、財布を持っていくと、そのままコンビニに寄ってしまいそうなので、財布は家に置いておくことをお勧めします。

お菓子を食べたくなった時のルールを作っておく

どんなに健康を意識していても、やはりどうしてもお菓子を食べたくなってしまう時があります。「お菓子なんかいらない」と思えるほど健康的になるには、どうしても時間がかかるのです。

だから、ダイエットをそこそこ継続できたとしても、お菓子を食べたくなってしまうタイミングがあります。そういうときにはどうしたらよいのでしょうか?

ここで大事なのは、砂糖依存症という言葉です。

甘くておいしいお菓子には砂糖がたっぷり使われています。また、スナック菓子やジャンクフードにも砂糖が入っていたりします。別にスイーツじゃないお菓子でも、砂糖はあらゆるところに使われているのです。そして、砂糖には依存症があり、砂糖を食べれば食べるほどやめられなくなってしまいます。

もし、「お菓子を食べたい」と思ったら、無理に我慢するのはオススメしません。なぜなら、それはストレスになるので、1日我慢できたとしても翌日には爆発して、暴飲暴食してしまうかもしれないからです。

そこで、お菓子を我慢できなくなった時、私がおすすめしたいのが、「自分が妥協できる範囲で、砂糖がなるべく入っていない健康的なお菓子を食べる」という方法です。

例えば、無添加のビスケットやポテトチップスには、砂糖や食品添加物が使われていないので、食べても依存症を刺激しません。また、チョコレートを食べたくなった時には、カカオが高濃度に含まれているタイプのものを選べば健康的です。
ガムを噛むという方法もあります。パンを食べたくなったら、ライ麦パンや全粒粉パンならOKにするという方法もあります。

このように、お菓子を我慢できそうにない場合は、自分が妥協できる範囲で、なるべく健康的なものを選ぶ意識をつけましょう。

「もしお菓子を食べたくなったら、代わりに●●を食べる」というふうに自分ルールをあらかじめ設定しておくことが効果的です。

そのために、普段からどのような健康的なお菓子が存在するのか、知識をつけておくとよいでしょう。甘いスイーツばかり食べてしまう人は、食欲がわいた時にそのスイーツのことしか頭に浮かびません。しかし、健康的なお菓子の知識を持っていれば、お菓子を食べたくなった時に、そちらに意識を誘導することもできます。

もし、今度買い物に行く際には、健康的なお菓子を探してみてはいかがでしょうか。成分表を見て、砂糖や添加物が入っていないものを探してみてください。もちろん、ネットにもたくさんありますので、探してみましょう。

不健康なお菓子は身近に山ほどありますが、逆に健康なお菓子というのは少数で見つけにくいです。まずは、健康な食べ物の存在を身近にしておきましょう。

まとめ

  • 「健康的な生活=お菓子を我慢する生活」ではない
  • お菓子を食べすぎた者の末路に恐怖する
  • ストレスの元凶を知り、きちんと解消する
  • 食事のクオリティを上げる
  • ゆっくり食べる
  • 外に出てみる
  • どうしても食べたくなった時のマイルールを決めておく

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