こんにちは、かぐーです。
寒い季節になると恋しくなってくるのが「コタツ」です。寒い地方で暮らす方や冷え性な方にとっては、特に必須アイテムなのではないでしょうか。
しかし、その選び方を間違ってしまうと、最大限その快適さを享受することができずもったいない。
私は以前、適当に安いコタツを選んで購入して後悔してしまったことがあります。そしてその経験から、どういうコタツが最も快適なのかを真剣に調べて考えるようになりました。
今回は、「一人暮らし向けのコタツの選び方」について話したいと思います。
天板サイズ
「1人暮らし コタツ」で検索すると、Amazonや楽天で多くのコタツ商品がヒットします。その中でも、定番のサイズが70×70cmのコタツです。
一人暮らしならば、大きすぎず小さすぎずのサイズ感で、人気があるのも頷けます。しかし、ここで適当に選んでしまうと後悔するかもしれません。それは胡坐をかくときです。
人によるかもしれませんが、幅70cmのコタツだと、膝がテーブルの足に干渉して胡坐をかくことができません。姿勢を斜めにして座るか、テーブルから離れて座るかする羽目になるのですが、これが結構煩わしいのです。
もし、座布団を敷いて床に座るタイプのコタツを選ぶ場合には、自分が胡坐をかいたときに膝が当たらないくらい幅が広いタイプのコタツを選ぶことをお勧めします。
また、奥行も考慮しなければなりません。
正座や胡坐をかいて座るだけでなく、足を延ばしたいときもあるはずです。その時に、足がコタツからはみ出ないようなコタツを選びたいものです。
また、コタツといえば、その快適さからつい寝転がってしまうところがあり、それが卑しくも嬉しい醍醐味といえるでしょう。奥行が70cmあれば、腰くらいまではコタツ布団に身体を収めることができます。膝を曲げれば、肩までコタツに入ってしまうこともできるでしょう。
ヒーターの種類
コタツを購入する際に、ヒーターの種類を意識したことがありますか?
一般的には、テーブル裏中央に籠状のユニットが出っ張っていて、オレンジ色に光る熱線が収まっているタイプを想像すると思います。これは石英管ヒーターというタイプになります。
コタツの中央が大きく出っ張るタイプのため、足がよくぶつかってしまうこともあります。また、長時間足を入れていると、低温やけどしそうなほど熱く感じるときがあります。
一方、世の中には「フラットヒーター」というタイプがあります。
フラットヒーターは、薄型のヒーターユニットがコタツの裏面に広い面積に張り付いているタイプのヒーターです。ムラなく全体を均一にやんわり温めてくれることができます。
こちらは、薄型なので足がぶつかりにくいうえに、やわらかい暖かさなので、長時間足を入れていても熱くなりすぎません。消費電力が低く、電気代も安く済みます。
デメリットとしては、本体価格がやや高くなりがちなところですが、それを補って余りある良さがあります。
天板の角
コタツは、デスクに比べて天板の位置が低いため、膝をぶつけやすかったりします。天板の四隅が角張っていると、もしぶつけた時に痛い思いをするでしょう。ささやかなことかもしれませんが意外と侮れません。
天板は、なるべく角が丸みを帯びているものを選ぶことをお勧めします。
もし、角がとがったコタツをすでにお持ちなら、100均などで、角の部分を覆うカバーを購入するのも手です。
座椅子の選び方
コタツといえば、座布団との組み合わせを想像するかもしれませんが、座椅子を使う方も多いでしょう。座椅子は背もたれがあるので、さらにリラックスできます。
しかし、座椅子も選び方を間違えると後悔します。特に、コタツとセットで使うならなおさらです。
座面の高さ
座面の位置が高い座椅子を選んでしまうと、コタツの足を入れるスペースがその分狭くなってしまいます。それはつまり、立ち上がったり姿勢を変えたりしづらくなるということです。
これは案外致命的です。一度コタツに足を入れると身動き取れなくなってしまうような形になりますので、非常に煩わしいです。コタツの高さと、座椅子の座面の位置をよく考えた方がよいでしょう。
ひじ掛け
座椅子にはひじ掛けがついているものがあります。非常に快適そうですが、これが地味に邪魔になることがあります。それは胡坐をかくときです。
足を延ばして座る際にはひじ掛けは快適ですが、長時間座っていると、どうしても姿勢を変えたくなります。胡坐をかきたい時に、ひじ掛けが邪魔になってしまう場合があるのです。
座椅子を選ぶ際には、そのことを念頭に置いておいた方がよいでしょう。
座面の凹凸
ソファのような座り心地の良い座椅子に多いのですが、座面が平面ではなく、凹凸の大きい形になっている物があります。もちろん、足を延ばして座る際にはよいのですが、何度も言うように、姿勢を変えたくなることがあります。
例えば、正座をしたくなった場合には、そういった凹凸の激しい座面の椅子だと非常に座りにくいです。
もちろん個人の好みではありますが、正座で座ることもある人は、余り凹凸が大きい座面の座椅子はオススメしません。
コタツ布団の選び方
コタツ布団も適当に選ぶと後悔します。コタツにあったサイズのものを選ぶのはもちろんですが、それ以外にも見ておきたいポイントがあります。
洗濯機で洗えるか
1人用のコタツ布団なら、サイズもそこまで大きくないので、洗濯機で簡単に洗えるものも多いです。
ただし、洗濯機で洗えるものは生地が薄めのものが多いので、保温能力が低くなってしまうかもしれません。とはいえ、よっぽどペラペラな薄いものでなければ寒いということはないので、たいていのものは大丈夫だと思います。
気になる際には、店舗においてあるサンプルをよく確認するか、通販の場合はレビュー等をよく見ておくとよいでしょう。
四隅の形状
コタツ布団には、四隅の形状が丸くなっているタイプのものがあります。それは、コタツにセットしたときに、四隅がだらんと広がって邪魔にならないようにです。
こういった工夫のあるコタツ布団なら、床の埃などを巻き込むことが少なくなるので、汚れにくくなりますし、全体のサイズも小さくなるので洗濯しやすくなります。
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